さて、実はここで一つ問題が起こってます。部品が干渉する部分が出てきました。
正面図で見るとフロントパネル、ステッピングモータと一番下の板が干渉します。横から見ると
こんな感じになります。図の位置から57.5mmまでの移動であれば良いのですが、そこから部品がぶつかってテーブルの移動範囲が狭いフライス盤になってしまいます。そこで、レールブロックの取り付け部分の高さを変えてこの干渉を無くすように修正します。
ぶつかる部分には10mmの高さがあるので余裕を持って10mm以上の高さを増やすことにします。そして下の板にはボールネジのナットブラケットも付いているのでその部分も変更になります。今の設計のナットブラケットは高さ20mmの物です。20mmに10mmをプラスして30mm以上。35mmというナットブラケットがあるのでそちらにします。BNFR1202S–35
高さがありすぎて不恰好。そしてレールブロックを取り付ける部分で深いザグリ+長いドリルでの加工が必要になります。これはスマートではありません。そこでブロック取り付け部と下の板の前後サイズを変えて問題を解決することにします。上記の案はボツ!
レールブロックを取り付ける部分の寸法を切り下図のようにしました。
とりあえずこれで前後に80mmテーブルが動かせるようになりました。