ESP-WROOM-02を使ったAruduino UNO用のシールドを作成しました。Arduino UNOに挿して簡単に無線LANを使えます。ピンの10と11をソフトウェアシリアルで使っていますが、それ以外は普通に使う事が可能です。+5VやGNDもブレッドボード用のワイヤーで繋げる様にピンソケットを付けてあります。3.3Vのレギュレータのピン配置を間違って部品が立体配線になってしまってますが、次期バージョンでは修正します。
Aruduino UNOに付けると写真の様になります。デジタルPINやアナログPINがそのまま出ているのでお手軽にセンサーや出力を繋ぐ事ができます。
Arduinoの5Vから3.3Vのレギューレータで電源を供給しています。ソフトウェアシリアルはBSS138を使ったレベルコンバータを基板上に実装しています。ジャンパピンでESP-WROOM-02のファームウェアの書き換えにも対応しています。USBバスパワーでも問題無く通信する事ができます。ESP-WROOM-02との通信にはソフトウェアシリアルを使っているのでパソコンとの通信には通常のシリアル通信が使え、デバッグが簡単に行えます。両面基板に表面実装部品を手ハンダで付けてあります。ESP-WROOM-02はちょっと変わったタイプの表面実装ですが、端子が大きいので比較的簡単にハンダ付けできます。とくにフラックス等を使わなくてもハンダ付けできました。
基板設計はKiCADで行い、基板作成はスイッチサイエンスのPCB製造サービスを使いました。スイッチサイエンスのPCB製造サービスは始まったばかりですが価格も安いので試してみました。若干シルク印刷が粗い感じもしますが別に問題ありません。8/26に発注して9/11に基板が届きました。発注後16日で到着。他社よりも納期はかかりますが、価格は1/3程度。急ぎの時には使えませんが、時間にゆとりのある時には良いでしょう。
Arduinoのプログラム(スケッチ)については今までの記事を見て下さい。