CNCフライスの本体部分はほぼ完成したので、周りの防音ボックスを組み立てます。
最初に右側の壁を取付けます。それぞれの壁はM8のボルトで締め付けて固定します。
上の板を固定して配線を通します。上の板は2カ所に穴を空けて、配線とクーラント用にと考えています。
ドアを開いたところ。防音効果ですが、これだけゴツい作りの割には効果は「?」です。切削させないで適当なGコードで動かして測定してみました。「Decibel 10th」というiPhoneのアプリで測定した結果が次の図です。
左がドアを開けて測定したもの。右がドアを閉めて測定したもの。最大値で見ると7db下がってます。下がってはいますが、体感的に「静かになった!」という感じはしません。「無いよりは良いかな」ぐらいです。グラフを見ると分かりますが、ドアを閉めた時には数値がかなりばらつきます。遮音される音と透過してくる音があるようです。たぶんスピンドルの回転による周波数の高い音は遮音されるが、周波数の低い動作音は遮音しきれていないのでしょう。とりあえず気休めの防音ボックスということでオッケーです。防塵ボックスとしては良い働きをしてくれるでしょう!