前回、X軸とY軸の直交調整でボルトを通す穴を広げる必要があると書きましたが。どうやら調整の方法を間違っていたらしく必要がなかったかも。。。作業手順としてはスコヤをY軸と平行にテーブルに取り付け、その後にX軸と平行になるようにテーブルの角度を調整するという順番になります。
Y軸を前後に動かしながらダイヤルゲージが動かなくなる様にスコヤを固定します。けっこう時間かかりますが根気よくやります。固定しているボルトを緩めてハンマーでコンコン叩いて微調整。ボルトを固定してまた測定して微調整という繰り返し。
Y軸方向の調整が終わったら、ダイヤルゲージを取付け直してX軸と平行になるようにテーブルを固定します。この作業もX軸を動かしながらダイヤルゲージの針とにらめっこです。今回の調整ではダイヤルゲージがほぼ動かなくなるところまで調整できました。
ちなみにテーブルを外したのでテーブルの平面もチェックしましたが、問題ないレベルでした。前回のようにきっちり測定はしていませんが、中心部分前後左右100mmを測定して誤差はダイヤルゲージ1目盛りもありませんでした。前より精度上がった?