CNCフライス盤用の防音ボックスの続きです。防音ボックスは前回の記事で書いた通り、中身のCNCフライスが完成してから組み立てます。でもその前に一度組み立てて確認しておきます。後から修正箇所が出てきたら大変な事になりますので。
こんな感じになりました。部屋の中で存在感がすごいです。大きすぎるなと後悔しますが、しょうがありません。
ドアを開けるとこんな感じ。
ドアを開閉するガススプリングです。半分ぐらいまで開けると後はガスの力で「プシューッ」と上まで持ち上がります。
ガススプリングは
TOKICO ガススプリング Y2シリーズ、購入先はモノタロウです。
●最小長(mm): 265.0 ●ストロークS(mm): 147.0 ●最大長(mm): 412
●ガス反力(N): 最大長-10mm時:343 最小長+17mm時:449
ドアを開けた所を正面から見た所です。底面以外は吸音材を貼っています。肝心の防音性能ですが、どうなんでしょう?iPhoneで音楽を鳴らして中にいれてみました。音は小さくなりますが、劇的に聞こえなくなるというほどではありません。まあ、防塵としては十分役に立ちます。切子が飛び散るケミカルウッドやジュラコンの切削には活躍するでしょう。あとは今までの経験からするとスピンドルの回転音やステッピングモータの動作音など周波数の高い音に対しては防音効果があるでしょう。切削時の音は振動もあるし微妙かも。でも無いよりはマシだと思います。ここいらは全体が完成して実際に切削しながら計測してみたいと思います。