私の作業環境は普通の家の一部屋です。部屋には旋盤やボール盤など電動工具が揃ってますが床はフローリングという普通の部屋です。そこでむき出しでCNCフライス盤を使うのは気が引けます。また家族もいますので音の面でも遠慮なく使うには防音対策が必要となります。そこでCNCフライスを防音ボックスに入れます。今まで使っていたCNCフライス（オリジナルマインドCOBRA）は重量が40kg程度でしたので防音ボックスに「よいっしょ！」と入れて使ってました。今度のCNCフライスは重量が120kg、さすがに完成後に異動ができません。そこで防音ボックスを組み立て式にしてCNCフライス盤が完成した後に防音ボックスで囲むという方法にします。

CNCフライスを設置する台です。40mmのアングルで組んであります。

防振のためにゴムを置きます。300x300mmのゴムを6枚置きました。

防音ボックスの底になる部分を置きます。

防音ボックスは18mm厚のMDFに遮音シートを貼りました。鬼目ナットを埋め込みボルトで組み立てます。

左側と奥の板を置きました。底以外は遮音シートの上に吸音材をはってあります。
遮音シートはダイケン 940SSE　近所のホームセンターで買いました。10mで3000円ぐらい？だった？
吸音材はストライダー社のF-2プロファイル凸凹吸音材（粘つき）50mm厚。購入はこちら。メールで問い合わせて購入という手間な感じでしたが、簡単に購入できました。
上の写真で左側の板に金属の棒が飛び出ているのが見えますが、ここにガススプリングを付けて正面のドアを開閉します。正面ドアは上に開くようになります。