切削時の防振対策に本体下にインシュレータを入れます。切削時の音、振動にはかなり効果があります。スピンドルの回転音のような高い周波数の音には防音ボックスが効果的です。
インシュレータには様々な商品がありますが、私が使っているものは次のものです。安くないですが効果はあります。過去の記事「騒音対策 インシュレータ」をご覧ください。80dBが70dBまで下がってます。
防音ボックスについてはこちらの記事「CNCフライス盤用 防音・防塵ボックス」をご覧ください。
タイカ(ジェルテック) 防振材インシュレーター SF(ゴム被覆)タイプ
これを本体の下に4つ入れます。適正荷重が30〜70kgなので4つで120〜300kgまで行けます。このインシュレータ、取り付け部がM10のネジになっています。フライス盤の下にこのM10のネジを固定するためのプレートを入れます。
プレートは20mm厚にしてあります。
下から見ると
2箇所切り欠きがありますが、平行ピンを避けるための切り欠きです。
上図はインシュレータ取り付けプレートを正面から見た図です。側面のプレートは底のプレート、補強用のコーナー金具にボルトで接続されます。インシュレータ取り付けプレートは底の板を貫通し補強用のコーナー金具にボルトで接続されます。
底にボルトの頭が出てしまいますが、インシュレータが入るので問題ありません。インシュレータ無しで土台に固定するときにはザグリを入れてボルト頭が出ないようにしたほうが良いでしょう。