Z軸とX軸のボールネジを選びます。ボールネジはY軸と同様にミスミのBSX1202から選びます。
上図からX軸(横方向)は83mmの2倍で166mmの移動距離。Z軸は104.92+5.58で110.5mmの移動距離。ボールネジはそれぞれこの移動距離を上回るように選びます。
まずX軸。166mmなので余裕を5mmづつ持たせて可動域が176mmのボールネジにします。Y軸の時の記事によると+110mmのボールネジにしておけば良いようです。286mmのボールネジ。きりの良いところで290mm。
CADデータをダウンロードして適当に配置します。サポートユニットはY軸の時と同じものを使います。ナットブラケット、カップリング、ステッピングモータもY軸と同じものを使い下図のようになります。
Z軸です。Z軸の可動域は110.5mm。両端5mmの余裕で+110mmして
110.5 + 2 x 5 + 110 = 230.5mm。230mmにしておきます。
適当に配置して下図のようになります。ボールネジの位置は中間地点になります。
スピンドルを非表示にした状態は次図の通りです。この図ではZ軸、X軸の前後方向の位置は適当です。スピンドルの取り付け部の検討から正確な位置を出していきます。