設計しているうちに変なことになってました。上図を見るとリニアガイドは可動域が160mm、ボールネジでは140mmになってます。ボールネジの可動域を160mm+アルファになるように修正します。
可動域160mm、余裕を5mmづつ持たせて可動域が170mmのボールネジにします。そうしたつもりで設計していたはずですが。。。 どこかで間違っていたようです。
現在のボールネジより長さを+30mmしてBSX1202–280にします。
ボールネジ、長くなっても価格は変わらないようです。変更して
こうなりました。この変更でボールネジの取り付け部分が変更になります。具体的には
- ナットブラケット取り付け位置変更によるネジ穴の位置変更
- サポートユニットの後ろ側の位置変更によるネジ穴の位置変更
サポートユニットの後ろ側ですが、テーブルを取り受ける板のネジ穴位置が変わり、それに伴いネジ穴を避けるように付けていたザグリ穴の位置も変更になります。
変更後は上図のようになります。ちなみにRhinocerosでは穴の変更はMoveHoleというコマンドを使うと便利です。
Y軸のベース板のナットブラケットの穴位置は次図のようになっています。
このように変更しました。
これでリニアガイドの可動域は160mm。ボールネジの可動域は170mmのY軸になりました。端まで移動させた時にはリニアガイドのブロックが板にぶつかることになります。その前にリミットスイッチを入れますが、心配であればリニアガイドの端にゴムを付けるなどの対策も可能です。