切削用のGコードを作るのに今までRhinoCAMを使っていましたがFusion360に乗り換えたいと思います。その忘備録。
標準のMach3ポストプロセッサでは最初にZ=0に移動したり、最後に原点に移動する、スピンドル起動直後の待ち時間が無い、など使いにくい点があります。それを改善します。
「自作CNCフライス盤」カテゴリーアーカイブ
スタイロフォーム用CNCマシーン
スタイロフォームをカットするCNCマシーンを作りました。制御はProcessingで作ったオリジナルのソフトウェア。オリジナルマインドさんのものづくり文化展で「Aircode賞」を受賞! 続きを読む
Fusion360 CAMポストプロセッサのカスタマイズ
Fusion360のCAM機能でCNC工作機械を動かすためのGコードを作成する処理をポスト処理と呼びます。その時に使っている機械に合わせたGコードを作成する必要があります。ホビーユーザーであればMach3かUSBCNCを使っている人が多いと思います。私はMach3を使っています。Fusion360にはMach3用のGコードを作成するポストプロセッサが用意されています。このファイルをカスタマイズする方法を紹介します。 続きを読む
CNCフライスの設計 25.リミットスイッチ(Z軸)
各軸にリミットスイッチを取り付けます。この目的はリニアガイドやボールネジの破損防止です。リミットスイッチを原点に使う人もいますが、私は使った事がありません。理由はメカニカルスイッチやフォトインタラプタに1/1000mmの繰り返し精度を期待するのが無理だろうという理由です。加工時の原点はセットした材料に合わせて出しています。
CNCフライスの設計 24.防振対策
CNCフライスの設計 23.軽量化
前回重量を計算してみましたがさすがに重すぎます。目標は全体で100kg前後だったのですが大幅オーバーの175kg。
軽量化して目標値に近づけます。軽量化はフレームを20mm厚から15mmに変更。X軸、Z軸まわりで15mm厚の部分を10mmに変更といった具合で進めます。
CNCフライスの設計 22.Z軸モータの取り付け
CNCフライスの設計 21.フレームのボルトと補強
それではフレームを止めるためのボルト穴を作っていきます。ボルトはM8を使用します。両サイドのフレームいたから後ろの板、底の板を止めるためのボルトを通します。底と側面の板には補強のための部品を入れます。他の部品や穴同士が干渉しないように場所を決めていきます。